想い〜心のカタチ〜 私たちは心に呼ばれている
心原 月樹(みはら ゆき)
仮面
人は誰しも仮面を被っている
そうでないと生きづらい世界だから
けれどもその仮面は
自分という存在を
少しずつ 少しずつ
飲み込んでゆく
人は誰しも仮面を被っている
その方が楽に生きられるから
けれどもその仮面は
自分のためのようで
実は誰かのためだったりする
誰かに笑ってもらうため
誰かに楽しんでもらうため
自分の理想の姿を詰め込んだ仮面は
本当に自分の理想なのだろうか
理想の自分に囚われた自分は
本当に自分の理想なのだろうか
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