第78話 七十八番札所・郷照寺

 🪷 境内の 砂利巻き上げて ひた走る 納経試合終了 十五分前……


 દ=๑๑ヾ( ๑˃̶ ω ˂̶)ノ≡┏( `Д´)┛ 依道、心の短歌……



 本日最後は、厄除け宇多津うたづ大師で有名なお寺、七十八番札所・郷照寺ごうしょうじです。

 時間が迫っていたこともあり、次回にするのだろうと思っていたのですが、『すぐ近くだから、とにかく行ってみよう!』という夫に流される形で、私たちは次のお寺へ向かうことになりました。

 そうしてやってきた郷照寺ごうしょうじ。ですが駐車場へ到着した時点で、既に時刻は4時45分を過ぎています。

 夫は車を降りるなり、『とにかく納経所まで走れ!』と言って、猛烈な勢いで駆け出してしまいました。私は、そんな夫の後を必死に追いかけます。

 正直、間に合わないんじゃないかと思いつつ、ヨロヨロしながら石段を駆け上がり、境内の砂利を踏み荒らしながら納経所を目指し、必死に走る私。


 (´ω`) ……なぜかこの時『諦めたらそこで試合終了だよ』というフレーズが脳裏に浮かんできました。

 あっ、ギリギリ間に合ったので、御朱印は無事にいただけましたよ〜!

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