149. 『クマ撃ちの女』16巻/『働かないふたり』36巻
時代が漫画に追いついて(追い越して?)しまいました。
◆『クマ撃ちの女』(16)安島薮太
雪の中で野宿決行。意外と、と言っては何ですが、
チ「最近私おかしくて」伊「最近?」←おい!(笑)
チアキが一人ぼっちじゃなくなったのは、沢山の人たちと交流があったから。伊藤さんはその中でも一番大きな存在。もう愛ですね、これは。
人と動物は同じだと言うチアキに対し、違和感を覚える伊藤さん。面と向かって反論するのではなく、しっかり自分の中で咀嚼して伝える思慮深さと思いやりが本当に尊敬できます。
「人は言葉を使って他人の心を動かせる」ライターである伊藤さんが言うと重みが違いますよね。
夜明かし後のサバイバル。クマは牙欠けだけじゃないということを忘れていました。
殺意の波動に目覚めたチアキ&ワンVSクマタックラー。わずかなミスが生死を分かつ、文字どおりの死闘でした。
予定外の夜明かし二日目。殺されかけたクマの置き土産に救われる皮肉。苦い勝利の余韻を引きずる中にも、チアキと伊藤さんとの間には確かな信頼を感じます。であればこその衝撃発言なのか。その真意は次巻にて。
番外編は現在のクマ事情について。ヒトと自然との付き合い方、距離感を見誤らないことが大事ですよね。
単行本では合間のコラムも読み応えがあるのですが、カバー下での世紀末云々にはちょっと笑ってしまいました。チアキのメンタルならあの世界でも生きていけそう(笑)。
◆『働かないふたり』(36)吉田覚
#2378、サイレント強火フォロワー。灯台もと
#2390(&その後)、流石の
#2394、#2395、普段の行いが祟った説。
#2419、たえちんの小さな成功体験。
#2421、無限あるある! 春子の気持ちわかる!(笑)
#2429、#2430、高田さんも小さな一歩。応援したい。
フレンズその後、流石の
#2434(&その後)、この数ページに色んな青春が詰まってる。いとエモし。
#2435、これまたプライスレスなひととき。倉木さん特等席ですね。
#2439、
#2444、まなみ! ちょっと共感した(笑)。
#2452(&その後)、コワモテお父さん再登場たすかる。たえちんよかったねぇ(泣)。
描き下ろしは#2443で語られていたプロポーズの真相。元奥様とのやり取りとか、づかっちの心情とか胸がいっぱいになる~(泣)。人生に遅すぎるなんてことはないのでした。
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