火葬

たった今


私は正体を暴かれた魔女のように


たった今


火葬されて遺骨と遺灰になって熱を放っている


君よ


こんな無残極まりない姿だが悲しみすぎないでおくれ


きっと私は


永遠に戻ることのない存在になったのではなく


きっと私は


永遠という美しい概念に仲間入りすることが出来たのだから

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