回復
先輩はリハビリを繰り返し、人間らしい生活を送れるようになった。普通に足で歩き言葉を話し、ご飯だって食器を使って食べることも出来る。
もうほとんど前と変わらない生活を送れるだろう。たった一つを除いて。
「ぁ〜〜〜〜♡♡♡♡♡ぉ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡」
淫紋の活性化、それにより不定期で先輩は発情してしまうようになった。
原因は分からない。先輩に聞いてもあまり答えてくれない。
「ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡おっ♡」
そもそも先輩は今まで淫紋を抑えて生活していた。それがなぜ今になって出来なくなっただろう?
「あっ♡さやかっさやかっ♡はやく♡はやくして♡」
考えたても答えは出ない。だから、今はまずこっちを優先する。
先輩は私の膝の上で腰をカクカク振って必死に快感を得ようとする。
私はそれをぼんやり見ながら先輩の体に何か他に異常がないか検査する。
けれど、やはり何もない。
検査の結果をまとめて用紙に記入し終える。
そして必死に私の膝と交尾しようとしている先輩を抱き抱えてゆっくりと服を脱がす。
「ふーっ♡ふーっ♡」
先輩の荒い息遣いがよく聞こえる。
下着はもうべちゃべちゃ。脱がせると粘ついた体液が糸を引く。
「はっ♡はっ♡はっ♡はっ♡早く♡早く♡」
指を先輩に見せると舌を出して懇願する。その姿はまるで犬のようだ。
そんな先輩の猫耳を左手でほぐしつつ、右手はゆっくりと先輩のアソコへ伸ばしていく。
先輩の発情しきったアソコは何の障害もなく私の手を奥へと誘う。
奥へ奥へと指を進ませていき、こつんと最奥まで簡単に到達した。
そのまま指の腹で奥を撫でさする。
それだけで先輩はだらりと脱力し、幸せそうな顔を見せる。
先輩は表情に乏しい人で、でも怖い人ってわけじゃなくて、私を助けてくれた正義感だったりやさしさを持つ、私の憧れの人だった。
「ぉ〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡」
そんな人が今、私の胸の中で幸せそうな顔をして蕩けている。
私の指一つでびくびくと体を震わせている。
私はそれに、何処か重苦しい悦楽を感じていた。
先輩の発情を解消し、疲れ果てた先輩をソファに寝かせて私はベッドの掃除をする。
先輩のおしっこやら体液でぐちゃぐちゃになったシーツや枕をポイポイと洗濯機へ放り込んでいく。
汚れた物を全部入れ終わり、換気をするために部屋へ戻る。
「ぅ、ぅぅぅ……………」
うなり声が聞こえ、何かあったのかと思い部屋に急ぐ。
そこでは先輩がソファから転げ落ちで苦しそうに蹲っていた。
先輩を助けようと急いで近づく。
「うっ、おぇぇぇぇぇぇ…………」
びちゃびちゃと、先輩の口から大量の黄色い液体が流れ出した。
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