お化け屋敷の笑い声

今回はカジュアルな文です

※これは実話だけど

一部嘘と脚色を含むよー,

ご了承してな。

一応前回の続きだよ。

でもそれぞれが物語よ?

*****


〈TRPG仲間と一緒に文化祭に行った時の事)


”脱出ゲーム”と見られる出し物を

マップで見つけ面白そうなのと

”TRPG”の参考にと

行くことにしました。

ですが店に着くと,違和感が

そして見た目,雰囲気を見て理解します。



”ここ’脱出ゲーム’じゃねえ’お化け屋敷’だ…。”


”騙されたぁぁぁぁ!”


しかも困った事に僕を含め

メンバーは”全員ホラーが苦手”

’普通’なら辞める状況です。’普通’なら…

で・す・が・ne?

僕は好奇心から(皆の怖がる姿が見たい!)

せっかくだし行ってみようと提案します。

すると皆,驚き若干渋々ながら

一緒に行ってくれる事となりました。

とっても優しい友人達です。

:でも途中怖いから

やっぱやめようとか言ってたような

そして説得したような…

でも気のせいでしょうね。


*****


そして僕たちの番がやってきました。

説明によると

”教会内に居るお化けを

教会で十字架を探した後

それを使い

協会の祭壇?

新郎新婦が居そうな所?

で呪文を唱え

協会のお化けを倒す”

というシナリオでした。


いよいよ行くんだ。

そう思うと恐怖が増大していきます。

ですが言いだしっぺですし

引き返す訳にはいきません。

ビクビクしながら

友達の持つ配布されたライトの灯を

頼りに薄暗い教室を進むと

箱の置かれた机が現れました。

箱を開けると底に穴が開いていて


ライトの人の手が見えます

”手が出てきて脅かす仕組みか

思ったより怖くないな”

そう思うと謎のアドレ何たらが出て


ここで僕の理性が壊れました。


「お疲れ様でーす。」

手のお化けに向かって話しかけます。

「?…ありがとうございます。」

暫くの沈黙の後手のお化けさんが答えます。

「???」友達は困惑してましたね。

「もう行くぞ」

「はーい」

また先に進んでいきます


「あはハははっはハはははッ」


甲高いような低いような

談笑等では出ない

狂気じみた笑い声が響きます。

これだけでお化け屋敷出来るだろって

くらいに怖い笑い声です。

そして声の主は続けます。

「怖いよーお化け屋敷怖ーい」

そうです声の主は僕です。

「嘘つけっ」ツッコミが入ります

ふと見ると道端に棺桶が横たわっています

コンコンと叩き

「こんにちはーアハはっははっ」


語りかけますが反応がないので

中に人は居ないのでしょう残念です。

「…何やってんだお前遅れてるぞ

はぐれるなよ」

「はーい」

そうこうしている内に

祭壇?呪文を唱える所に

いつの間に見つけたのか

友達の手には十字架が

「呪文なんだっけ?」

「アザイストレエ」

「OK」

「””アザイストレエ””」

”ガサガサッ”

背後から物音が

振り返ると

壁から4足歩行のお化けが

出現しこちらににじり寄ってきます

”!!!ひぃィぃ”

そこから先の記憶は曖昧で

覚えていませんがこのお化けにも

何か話しかけていたと思います。


そして僕は終始笑い

お化けを怖がらせつつ

無事?お化け屋敷を攻略しましたとさ。


*****


「いやー楽しかったねえ。」

「俺なんもしてねえ。」

ライトを持っていた仲間は言います。

「お前の笑い声で絶対

お化け驚いてただろ…」

「そう?」

 ………

暫く会話は続きそして挙句の果てには

「”お化け”より”お前”のが怖い」

と言うお言葉をいただきました。

その後,”お化けより怖い奴居るし”。

との理由で,その高校の文化祭のお化け屋敷を

半ば僕の半強制でコンプリートしました。

”ホラー好きが居ない”に関わらずです。

 本当に怖いのは

お化けではなく狂人なのかもしれません


”アははっはハはっははアっはハはッ”



+++++

これにて今回のお話は終幕でーす。

質問感想等ありましたら是非書いて下さいね?




+++++

オマケ)解説感想

笑えばきっと怖くないと思った節もあります

逆にお化けを怖がらせようとも思いました。

結果友を怖がらせてしまいましたが…

流石に一人で行く勇気はなかったです。

冗談のつもりの提案だったので

付いてきてくれて驚きましたが

本当にありがたかったです。

いい友を持ったものですね。

そして僕がどこまで

"事実”書いたかと言う事

それを考えるだけで物語は分岐する気がします。

wwそうです

僕は狂人です変人でもあります。

他にも狂人エピはありますが

それはまたの機会に。


※この作品は一部フィクションです。

繰り返します,この作品は一部フィクションです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る