｢あやなっちー！夏休みのサンフランシスコ留学の申し込みに行くさー｣

｢うんっ、わかったー｣

｢申し込み用紙には記入してきたー？｣

｢してきたよー｣

｢よしっ、じゃあ職員室に行って、担当の先生のところに提出するさー｣

｢よしっ、行こうー｣

｢あやなっちは海外行ったことあるのー？｣

｢いや、まだないよー、初めてだよー、ゆうなっちはー？あるのー？海外｣

｢うちも初めてさー！でも最初の海外に、あやなっちといっしょに行けて、めっちゃうれしいなっ｣

｢うちもー！なんだか、ゆうなっちと行けるの、めっちゃ楽しみなんだよねー｣

｢えへへ...それな｣

｢うち、おばあちゃん、サンフランシスコに住んでるんだっ｣

｢えーっ、あやなっちのおばあちゃん、サンフランシスコに住んでるのー？｣

｢そうだよー！それで、サンフランシスコに行ってみたくて｣

｢うわーっ、いいなー、おばあちゃんにも会えるかな｣

｢そうだよねー｣

｢じゃあ、この申し込み用紙を提出しに行ったら、さっそく英語の特訓をはじめるさー！｣

｢うわーっ、特訓かあ。よろしくねー、ゆうなっちー｣

｢ふたりそろって行かないと意味ないから、今日から、めちゃめちゃきびしく特訓するさー｣

｢うわーっ、そうだよねー、ふたりそろって行かないとだよねー｣

｢ほんと、そうさー！たのむよっ、あやなっちー｣

｢うんっ、わかったー！よろしく、たのむっ！ゆうなっちー｣

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