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  • 拝読。

    ふううむ。
    私も妖怪は大好きで、解説の部分はなかなか面白かったです。白うねりを「白容裔」と書くとか知りませんでした。
    白うかりも初耳でしたが、絵を見る限り獺とかに近い感じのような……牙生えてますし。まあ説明が一切ないのでなんともですが。

    白うねりと白うかりに関連性が指摘されてないのは、逆にちょっと不思議ではありますね……一字違いなのに。白うるりの話のほうが逆に怪談にアレンジできそうです。

    兄の繰り広げる根拠に乏しい仮説も、弟がしっかり突っ込んでくれるので違和感はなく読めたのですが、何か結論が出た訳でもないので雑談の域を出ていない感じがしました。

    オチについては、兄のジョークとも本当のこととも読めて悪くないのですが、雑談が長すぎて響きが悪いと個人的には感じました。

    或いは兄の取り止めない雑談自体が、くねくねを見たことによる白痴化かも?とも考えましたが、結論は出ずとも知識豊富な様子ですし、会話も成立してるのでそれもないのかなと。

    「普段は論理的な兄がこんな話をするなんて変だお」と雑談中から読者に訴えた上でこのオチに導けたなら、「なるほど!」と膝を打てた気がします。そういう意味で、やはり惜しい作品だと感じました。

    作者からの返信

    梶野カメムシさん、コメントありがとうございます。

    >白うかりも初耳でしたが、絵を見る限り獺とかに近い感じのような……牙生えてますし。まあ説明が一切ないのでなんともですが

    獺も化ける動物らしいので、確かにそっち方面の妖怪という可能性もありますね。
    「か」わ「う」そから取って、白「う」「か」り……はちょっと苦しいか。

    >オチについては、兄のジョークとも本当のこととも読めて悪くないのですが、雑談が長すぎて響きが悪いと個人的には感じました。

    自分で解説するのもなんですが、想定していたオチとしては、「くねくねらしきものをチラ見した兄が、オカルトに関心のない弟に警告するために実在説を唱えていた」というものでした。
    ただ、それをやるなら雑談レベルじゃなくて、根拠をがっつり固めて、弟(と読者)に仮説を信じさせるところまでやるべきだったかもしれませんね。

    >「普段は論理的な兄がこんな話をするなんて変だお」と雑談中から読者に訴えた上でこのオチに導けたなら、「なるほど!」と膝を打てた気がします。

    ああ、そういうやり方もありますか。
    ( ^ω^)なるほど!