家鍵の四星球（スーシンチュウ）も待つ帰省

いえかぎのすーしんちゅうもまつきせい

季語：帰省

　自主企画参加の作品。兼題は「帰省」。

　私の地域は、車社会。仕事にも生活にも、車はなくてはならない必須アイテム。

　だから、鍵の数は増えてしまう。車の鍵に、家の鍵。家鍵も自身のマイホームとなる鍵に、実家の鍵もある。

　まとめていた鍵も、かさ張れば次第に邪魔者となり、実家の鍵は昔に使っていたキーホルダーと共に引き出しの中へ！

　四星球（スーシンチュウ）のキーホルダーは、もちろんドラゴンボール。悟空のじっちゃんの形見でもあるが、世代を感じさせる言葉。

　生活や仕事に忙しくコロナ禍もあって、出来なくなってしまった帰省。出番の少なくなった四星球（スーシンチュウ）のキーホルダーも、帰省を引き出しの中で待っている。

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