第15話ペンギン4
椅子を並べて座る二人。
肩と肩が触れると、反射的に離れる二人。
「ゴメンナサイ、スーパープラチナチケットが必要なせ〜んぱいの肩に当たってしまいました」
「え、スーパープラチナチケットなんて必要ないからドンドン当たっていいんですか? せ〜んぱいは心も広いんですね。懐が深いって言うんでしたっけ。
御本人のお墨付きなら、私は今後意図的にせ〜んぱいの肩にぶつかりますよ。
突撃肩当て少女と呼ばれる位には、突進しますよ。野生の黒犀に匹敵するかのように突進しまくりますよ」
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