第10話手相7
「あーー、私が中東の石油王だったら全財産をせ〜んぱいとの握手権利に注ぎ込むんですけど、現実は非情です。私はただの女子高生で、両親も両祖父母も普通の人ですから。
んん、お金は要らないから、握手位ならいつでもウェルカムですか?
それは嬉しいですけど、せ〜んぱいは自分の価値が分かっていませんよ。せ〜んぱいとの握手権利はプラチナカードですよ。いえ、スーパースペシャルウルトラアルティメットプレミアムプラチナカードです。
なんですか、私がせ〜んぱいに触れてるなら、せ〜んぱいが私に触れているのと同じだからwin−winの関係ですか? 成る程一理ありますね、イエ、十理ですね。即ち百パーセントです」
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