近況ノートから来ました。
影が怖いと読んだ瞬間、長崎の原爆資料館で見た影だけの写真を思い出しました。

小学生の頃、学校で連れて行かれた原爆資料館がとても怖くて、展示を見ず逃げました。でも、先生に連れ戻されて見ました。
怖かったけど、目を背けちゃいけなかったんだと思います。

素晴らしい作品をありがとうございました。

遅ればせながら、読ませて頂きました。
涙が出ました。

私が子どもの頃に比べて、学校では本当に戦争についての授業や講演などが少なくなりました。
“怖い”というのは、非常にインパクトの強いものとして残りますよね。安易に争いごとに踏み出さない為にも、“怖い”を植え付けておくことは重要だと思いますが、最近は避けがちのような気がします。

読ませて頂きありがとうございました。

お初にお目にかかります。

影が怖いってどういうことなのかなと思いましたが、そういう話だったのですね。
影が焼けついたという話を、聞いたことがあります。
たしかに怖いと思います。
そして、現代のこの国の夏を語る上では、ある意味避けられないテーマだと思いました。
それを避けずに、取り組んで、その上「読ませる」お話を書くところが、凄いなと感じました。

また、私は、歴史もの、特に戦いの話を書いてばかりいますが、やはり戦争は嫌だな、と思いました。

面白かったです。

ではではﾉｼ

「雨を見たかい」、気になって早速聴きました。
あっこの曲！　聴いたことある！！　と思ってからの、歌詞を読んで「あぁ……」と。
主人公も語っている通り、明るい曲調からは想像もついていませんでした。

子どもの頃、「はだしのゲン」を図書室で借りては読んでいたことを思い出します。
修学旅行で広島の原爆ドームにも行ったのですが、当時は恐ろしくてどうしても資料館の中をつぶさに見学することができず、そんな自分をとても情けなく思ったことを覚えています。
大人になった今だからこそ、今度広島に行った時にはきちんと見学をしたいと思います。
クロノヒョウさん、ありがとうございました。

重いテーマだからこそ、正面から受け止めるべき内容だと思います。
特別な万感の思いが八月の空にこそあると言っても過言ではありません。
綺麗な空を守りたい……平和への願いを強く感じられました。

重いテーマを正面から書かれていて、
素晴らしいと感じました。
オリンピックなどと浮かれていますが、
いまだに世界各地で戦争が絶えません。
もっと過去の苦い記憶を噛みしめるべきなのでしょうね。

まさに今日、そんなようなことを考えてました。
今の子たちは戦争のことを知るようなアニメやドラマ（？）を見ないなぁ、と。
民放でもほとんど取り上げなくなったよなぁ、と。
怖いから？
トラウマになるから？
コンプライアンス？
いっそトラウマになるくらい、頭に叩き込んだらいいとさえ思ってしまう。
そうしたら安易に誰かに向かって「死んじゃえ」なんて言わなくなるんじゃないか、って。

お話、心に染み入りました。

これって、クロノヒョウさんご自身のことですか？（性別なんかはともかく）

すごく、すごく、真に迫っていて
平和への祈りが届きました

個人的なことを言うと
母方の祖父が広島の後始末、という言い方でいいのか、いっていたようです
兵隊さんとして
そのときの話、祖父は私が小さいころに亡くなっていましたが、母からわりと大人になってから聞きました
今でもですが
8月6日に、この話を読んだのは大切な縁を感じます

広島の話に戻しますと
母は「はだしのゲン」を知らないはずですが、あれは私も読みましたけど、まさにあそこで出てくることを祖父は体験し、母にも話したようです

それをまた私も聞いたということです

反戦の思いはその意味で私も強いです
それ以上は思想的なことになるので避けますが

もう一度言いますが、8月6日にこのお話を読ませていただいたことは大切なご縁だったと思います
ありがとうございます

長文、失礼しました

平和の第一歩は戦争を知ることだと思っています。
戦争が恐ろしいこと、いろんな話を聞いて、資料を見て、感じることが大事ですよね。

ほんの一瞬で多くの人の命を奪い、人生を奪った原爆。落とされた唯一の国だからこそ、その恐ろしさや人間の悍ましさを伝えていかなければと感じます。

八月の空がこの先もずっと平和であるために、主人公同様、自分たちで出来ることをしていけたらと考えさせられました。

私も授業で原爆のことは教えられていない一人です。
ただ、ドキュメンタリーを観るのが好きなので、少しは知っているという感じです。
特にこの時期は終戦何年ということでやっている番組も多いですが、以前聞いてドキッとしたのが、今は戦後ではなく、戦前だと言うやつです。
戦争の足音が近づいてきているという意味ですが、実際にウクライナがそういうことになって人ごととは思えなくなってきました。
ドキュメンタリーとは違った形で戦争のことを考える機会を与えていただき感謝です。

こんにちは。凄く大切なお話を読ませて頂きました。
私は長崎の大学で学びましたが、８月９日前後の歴史は必修科目として心に残っています。浦上や大浦近辺は跡形もなくなり、永井博士も病で倒れました。今はもちろん綺麗な港町ですが、夏の炎天下に石畳に立つと、この下にいくつもの灼けた魂が眠っているのだと呆然としてしまいます。
反戦歌。忌野清志郎さんなども歌っていましたが、今こそ必要な気がするのですが。洋楽、とくにアメリカはベトナム戦争を経験しているので、平和について考えさせられる良い歌が多いですね。自分が好きなのはやっぱりイマジン、あとはビリージョエルのグッドナイトサイゴンかなあ…
8月9日より前にこの作品を読むことが出来たのを嬉しく思います、本当にありがとうございました。

クロノヒョウさん　おはようございます。
目覚めて、あっ更新されてると思い開き、タイトルと導入部分で嫌な予感に苛まれました。けれど、読後感は悪くなく、むしろ切なく心地よい。前を向いて歩いて行こうと思わせてくれる素晴らしい物語でした。

わたしは亡くなった祖母から戦争の話をきいていて、なんとなくですが、その悲惨さを胸に留めています。ですが、今の10代の子はどうなんでしょう。
影と同じく、花火の音が少し怖い。なんて感覚、分かるんでしょうか。分からないのであれば、この物語を読んで少しでも知って欲しいです。
どうか平和な世の中になりますように。

《追記》
英語は苦手ですが、わたしも洋楽大好きです(๑>◡<๑)

目をそむけて見ないようにするのは簡単ですが、向き合って考え、行動することが大事だなと思います。
大切なことを思い出させてくださり、ありがとうございました！

　私にも戦争の頃の前世があるのか、空襲の夢をよく見ました。恐ろしい夢でした。過去形で書いたのは、戦争を体験する小説を書いてからパタリと見なくなったからです。相手は少なくても、誰かに伝えたことで荷を下ろしたのかもしれません。
　伝えることは本当に大切だと思います。知らないということは無かったことと同義だと思うからです。学びのあるお話をありがとうございました。