第44話コメディロール

キャベツをバケツに入れて、喰らうことが、いけないことだと分かった年ごろに、ロックンロールのロールキャベツを食った。

バケツ一杯の華やかな花を、青臭い今に、同期する。

ドキドキした頭巾をかぶった青い兜の女の子。

待ちに待った花売り、街角の片隅で、婚約する接吻にうっふんと言ってうっぷんはらした決闘に、お尋ねものの、流れ髪。

すいたようなブロンドの、お腹を空かせたダルマの人形。宿業を背負ったダルマ倒し。

トランプカードの切り札に、一糸まとわぬ女神のカード

素早く放つディーラーの配る配置は、幾何学的。

気分はどうかしら、紳士さん

サンサンと輝く陽光の破裂する心にビビットな樽、虹の描かれた板に、刻んだレタスをロールオン

コメディのような劇場で、激化する演劇、アクトレスのアウトレース

レースの衣を羽織ったはったりかますピエロの笛が、横に流れてアンプが壊れる。

カードを流した、公にそうめんを流すよう侯爵夫人。

どんどん進むライスのライズが、コメディックロール、ロックンロール

サイケな音に、導かれて、髪をとかす仕草の華やかな感覚。

センスのいいブレザーを着た女子の下に、落ちた、ナマズの恋心に、亀裂の隙間をぬうように、つぎはぎだらけのライムをかざす、ラッパーの声が、暗黒に消えたら、まるでコメディ。

ロールするキャベツの中の肉体ミート。会おうと言った恋人が、会わないボタンを外す、指摘すれば嫌われて、今宵も一人きり。

口数多い通行人に紛れて、派手なレンズをつけたアバンギャルドアクトレス。

ちょっとピンボケしたピンをしているそのピンは、月型の花嫁。

手を差し出して嫌われたら、綺麗だよって言ってもわからない。

言語解体不明の解体作業。

言葉を刈り取って、刈り入れ時の麦穂に指を絡めたら、アニマリズムのセクシャルヒップ

豚のようなけつを振った女が樹海でつけを払って口にねじ込んだちくわのような速さで、恋をしたらと叫んだが、もう止まぬ。

残虐な解体作業に言葉を切った速さで、コメディのような恋に終止符を打つ。

すると、一糸まとわぬ綺麗な姿で、土の中から出てきたツチノコに接吻をした。

女の悲鳴はいやんいやんと言いながら、心話の中では、裏腹で、内側の肌が、鮮やかにサイケに染まると、髪を染めた少女のぬいぐるみは、綿細工、羽のついた帽子を蹴っ飛ばした、すると青空に大砲の音がして、コメディロール

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