時と場合による
男には特殊能力がある。鋭い刺激が頭を巡ると未来を見通せた。ある日、不幸な未来をみた。不特定多数へ流布したが、信用して貰えない。男はそれでも諦めなかった。過去へ戻り、信頼できる人物に接触した。しかし「嘘だ」と言われたので、諦めることにした。過去の自分が自分を信じないのに誰が信じるというのだ。
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