時と場合による

 男には特殊能力がある。鋭い刺激が頭を巡ると未来を見通せた。ある日、不幸な未来をみた。不特定多数へ流布したが、信用して貰えない。男はそれでも諦めなかった。過去へ戻り、信頼できる人物に接触した。しかし「嘘だ」と言われたので、諦めることにした。過去の自分が自分を信じないのに誰が信じるというのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る