備忘録・与太

９９ ◆◇

１２月２日。

　昨日の文フリで買った本をちまちま読んでます。面白い。

・『煉獄の変奏、あるいは一切の希望を捨てよ』

　斜線堂有紀さんの作品。前回の文フリから半年間これが欲しくて欲しくて欲しくて堪らず、開場後まっすぐ出店場所に向かった。

『月曜日が好きだと君は言うけれど』のパラレルな話っぽいです。菱崖小鳩を喪った瀬越俊月が、殺人現場に遭遇するか否かでここまで人生変わるのか。

　話せる幻覚と遺されたプレゼントだったら、どっちの方がいいんだろうね。幻覚がいる限り、瀬越さんが小鳩さんからのプレゼントの存在を知ることもないんだろうな。それはちょっと可哀想。

　小鳩さんは悪い人だ。殺人鬼だ。嗄井戸さんの大切な人を殺した人。キネマ探偵だけ読んでたら、こうなっても仕方ないよねってなるけれど、『月曜日が好きだと君は言うけれど』『最初にして最後の探偵』を読むと、その喪失が辛い。こっちの三人組も大好きなんだ。てか男二人に女の子一人のスリーマンセル大好きっ子だから好きになる要素しかない。

　時間のある時にシリーズ読み返したいな。本当に大好き。

・『一人称変化アンソロジー 《僕》→《俺》』

　南雲皋さんという方が主催のアンソロ本です。近況ノートウォッチングしてる時に宣伝してるのを見掛けて、メモしてたんですよね。今回寄らせてもらいましたら、一人称が変わる男性素敵じゃないですかと熱く語って頂き（コミュ障なもので良いリアクションを返せなかった）、買わせてもらいました。

　一人称変わる男性っていいですね！

　もう全部良かった。全部グッと来た。机バンバンしたくなるくらい良き。書きたい。わても一人称変化男子書きたい！　BLでやりたい！　と滾っております。個人的にやるぞい。

　さて。

　他の戦利品は仕事終わりにでも読むかの。

　……ぬう。

　本当は今日から生首の話やりたかったけど、立ち上がりが遅く、まだ1日目を書けてないどん。

　時間見つけてちょこちょこ書いていこうと思う。

　ちゃお。