備忘録・与太

９７ ☆

１１月３０日。

　ミュージカル『マリーゴールド』を観たぞね～。

　姉妹の言い争いのシーンや、我は守護者なりのシーン、ライネスのシーンがめちゃくちゃ良かった。特にライネス！　曲に合わせて田村芽実さんが叫ぶの本当に良かった。悲痛さ倍増でクセになる！

『マリーゴールド』こんな話どす。

　妹は、愛する姉や幼馴染みと共に過ごした幸せな日々を取り戻したかった。

　幼馴染みは、医師としてでしか母娘の傍にいられなかった。

　編集者は、作家を愛し、彼女を娘から解放してやりたかった。

　母がいて、娘がいた。

　とある人間種の女が、吸血種と交わって身籠り、生まれてきたのはダンピール。人間種からも吸血種からも忌み嫌われる存在の娘を、母だけは愛し、守り抜くことを誓った。

　ダンピールの寿命は短い。思春期を乗り越える者はほとんどいない。

　母は娘を生き長らえさせる為に、永遠の命を持つとされる吸血種・TRUMPについて調べていく。

　そんな母の行動を、面白く思わない者達がいて──。

　娘に永遠をあげたい母と、母と最期まで共にいたいから永遠などいらない娘。

　永遠を望まなければ、共にいられたのか。

　せい！

　編集者のコリウス君めっちゃ良かったわ。薔薇王の閣下と同じ波動を感じた。（眼鏡・年下・相手に過去、深く愛した男がいる）真実を告げられて、地面に倒れてのたうち回ってる所とか、ご飯食べてる最中だったら箸が進んだわ。良き良き。

　てかコリウス君の方がいいよー。漢気あるもん。コリウス君と先に出会ってたら良かったのにー。（そうするとガーベラ生まれないな、駄目だ）

　妹さんの妹感がはちゃめちゃに可愛かった。もう愛されて育った感が凄まじかった。メイキングでも姉妹キャストさん仲良さそうでニコニコが止まらない。

　叔母と姪の最初の険悪な感じも、後に叔母が歩み寄ろうとする所も、どっちも本当に素晴らしくて、何かしらネタが沸きそうなす。書きてえ。

　ガーベラな……知ってはいたけど……てか同じキャストさんだけど……あ、キキちゃんの子孫だわってなるシーンが何個かあってテンション上がりました。キキちゃん大好き。

『マリーゴールド』観たら『リリウム』観たくなってきた。『リリウム』観たら絶対『マリーゴールド』観たくなるんだろうな。無限ループしそう。合間にゲ謎を挟みたい。しばらくずーんってなりそう。

　とりまライネスを聴きたい。

　ちゃお。