第18話 こっくりさん
こっくりさんって知ってますかね?
一昔前に流行った占い? のひとつですが。
漢字だと「狐狗狸さん」と書き、その字の通りキツネやタヌキ、イヌなどの低級な動物の霊を呼び出し、相談者の質問に答えてもらうという占いの一種です。
用意するもの
・真っ白な紙
・10円玉
・ボールペン
・テーブル
・こっくりさんへの質問
やり方
・真っ白な紙に「はい」と「いいえ」とその間に鳥居のマーク(⛩)を書き、その下に「あ~ん」までのひらがなと数字を書きます。
・その紙をテーブルの上に置き、鳥居のところに10円玉を置き、参加者で周りを囲みます。
・西または北側にある窓を少し開けておきます。
・参加者の一人が「こっくりさん、こっくりさん、どうぞ、おいでください。もし、おいでになられたら、「はい」へお進みください」と唱えます。10円玉が「はい」へ動いたら、降霊が成功したことになります。10円玉が「はい」へ進むまで、何度も、唱えます。
・10円玉がはいの方へ進んだら、ひとりずつ順番に質問をします。10円玉が勝手に動いて、質問に答えてくれます。ただし、ひとつの質問が終わるごとに「鳥居にお帰りください」と言って、鳥居に戻ってもらいます。
・質問が全て終了したら、「こっくりさん」にお礼を伝え、鳥居に戻ったら、10円玉から一斉に人差し指を外し終了させます。この時、「お帰りください」と伝えても帰らない場合があるので、何度か「お帰りください」と伝えてください。そして、10円玉が鳥居に戻ったことを確認してから人差し指を離すようにしましょう。
・使用した紙はすぐにビリビリに破いて捨てます。また使用した10円玉は3日以内に使用して、手元に残さないようにしてください。
※やってはいけないこと
・決してひとりで行ってはいけない。
・質問の途中で指を放してはいけない。
・3回呼んでもいらっしゃらない場合はその日に呼び出すのは諦める。
・使用した紙をそのままにしておかない。
・使用した10円玉を4日以上持たない。
・恐怖や不安を感じてはいけない。
・窓を閉め切って行わない。
・ふざけ半分で行わない。
一応、やり方は書いておきましたが悪霊を呼び寄せてしまう可能性もあるので、行わない方がいいと思いますよ。実際に恐ろしい体験をした人もいるようですから……
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