「…はあ、疲れた。」

ーおかん、お疲れの様子

ーお疲れ

ー高校生だよね?

ー( ﾟдﾟ)ﾊｯ!忘れてた。

ーていうか、かすなちゃんだよね?

ー確かに！

ー説明してもらいたいな。

ーそうだそうだ。

ーおっ、なんかおかん話し始めたぞ。

「…二人とも可愛いけど、やっぱり大変だな…。俺、高校生だし。遊びたい。青春もしたい。4人で誓った夢をもっと追いかけたいっ！…だけど今の状況じゃ無理だよな。はあ。一体どうしたら…。」

ーやっぱ、なんだかんだいって高校生なんだな…。

ー今日一日、遊んでなかったもんな。これ毎日か。

ー胸がギュってなるな。

ー4人で誓った夢ってなんだ？

ーなんか、庇護欲が出てくる。

ー私も子育てしてるから大変さがわかる！それに加えて学校か…。若いのに偉すぎる。

ー青春したいよな…。

ー男だったことは切れてたけど、でも…。

ー許せそうになる

ーなんか、オカン急に立ち上がった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自室で桜川かすなの配信を観ていた一人？？が呟く。

「…ゆう。お前は俺たちとの約束忘れていなかったんだ…。」

？？は少し顔を歪め泣きそうになっている。そして？？は思い立ったように、メッセージアプリIineを開く。

そして優斗と同じ高校に通う？？は何かを決心したような顔をした。

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