あくまで独断と偏見の妄想小説(創作)

春野 セイ

まずいことしたかなあ


「ねえねえ、あのさ。これってどう思う?」


 君に聞かれた質問に。

 え? うーん。

 考えるのが面倒くさいな。

 そうだ。AIに答えてもらおう。


「ちょっと待ってね。今、AIに聞くからさ」

「私がAIに聞くからもういいよ」


 って、切れちゃった。だったらさ、最初からそっちに聞いてくんない?

 って。それ以後、連絡が来なくなった。

 うーん。何かまずいことしたかなあ。

 

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