073 異世界、ニホンから来た勇者

「報告いたします。また、勇者様がスライムに敗北いたしました」

「何度目の報告だ?」

「両手の指では足りません」

「また、召喚の儀を行うか」

「それは巫女姫様しだいです」

「…しかし、なぜ異世界から来た勇者たちは、スライムを侮るのか」

「あれほど危険なモンスターも、なかなかいませんが」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る