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  • 第6話 飴を食べる赤ん坊への応援コメント

    こんばんは。
    今回のエピソードを読んで、少しびっくりしました。
    「食べる」をテーマですね。
    2週間前の日曜日に、友達と今治城に行ったんです。そこのお城の中の展示物に「飴を握っている赤子と幽霊」がありました。
    お母さん幽霊は赤子を抱いていて、その赤子が飴を持っているんです。内容は、NANAさんがおっしゃったのと似たような話でした。
    赤子はもちろん生きています。幽霊は青白く描かれ、赤ん坊はちゃんと肌色で描かれていました。今回これを読んで、おお! と思いました。
    二人でその掛け軸をじっくり見ましたが、幽霊はさみし気な表情で赤子を抱いていましたね。
    今回読んで、今、思い出しました。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    春野 セイ さん、おはようございます。
    はい。今回は「食べる」をテーマにしています。
    やはり日本には各地にこの幽霊のお話がのこっているのですね。
    今治城のお城の中での展示物にそれがあったとは、それも驚きですが。
    おそらくは日本中で食べ物の無かった時代があって、赤ちゃんが生き延びることも、母親が生き続けることも大変な苦労があったのではないかと思われます。
    その絵に表わされている色彩が、その生と死を物語っているというところに、私も「おお!」と思いました。
    連れて行くのは簡単だろうに、それが別れであっても生きて居て欲しかったというお母さんの想い、母心を思うとたまりませんね。
    ありがとうございます。