第73話
【
【
「で、今日はここの畑に生っている野菜を使った料理で飲むんだよな」
「はい。先ずは【
焼けた【
「火ばさみで炭や金属以外を掴む奴が居た」
「俺、炭火に突っ込んで焼いた【茄子花芋】なら掴んだ事があるぞ」
やっぱりトング的な物の需要が無かったんだ。まぁ俺だって前世では菜箸で済ませたりしちゃってたから人のことは言えないけど。
「次は【
焼き上がった舟盛り焼きは、肉詰めの乗った陶板の脇に置く。
「次は、茹で【
三角錐に盛り付けたマッシュポテトに茹でて小房に分けたブロッコリーを刺してツリー状にした物を出す。前世でならクリスマスに作って出せばウケたんだろうけどね。
「そしてこれが、茹で【
ブッ…!! と吹き出す声が聞こえる。俺だって前世でTVで見た時に変な声あげたもんなぁ…(苦笑)
「わあ、花咲く草原のシンボルツリーだよ【
マリイン=リッジさんが上手く表現してくれた。ありがとうございます。
「取り敢えず、料理はこんなところだな。皆にエールは渡ったな。いくぜ、乾杯ー!!」
「乾杯!!」 「イエーイ!!」 「ヒャッホーイ!!」
皆、飲む、飲む。飲みながら肉詰めを頬張る。
「【
「そのままでも凄く美味しいけど、【
「儂は【
「ツリーも焼くか!!」
焼かれる【
「そしてお酒のアレンジです。【
そう言いながら、ヘタを除き皮を湯剥きした【
「この【
勿論、よく冷えたエールで割るよ。この半月ちょいでエールは冷やして飲むのが『関所の集落(仮)』の定番になってしまった。
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