episode_0000◆世界観

【呪術】

 強い感情を消費して行使する術。アクセル・ワールドの心意システムを現実でやろうとしてるような感じ。

 霊力の動きから行使する『仙術』、霊力を直に消費して行使する『邪術』の亜種がある。基本的に〈これ〉で囲って書かれているものは呪術の類。

 精神干渉や身体強化などが主で、〈ファイヤーボール!!〉的なものを使おうとすると、イナバ物置のCMくらいの人数を犠牲にしなければならない。




【特化傾向】

 才能の偏りを類型ごとに分類したもの。RPGの職業(ジョブ)のようなもの。

 但し、転職不可能、強さに比例するペナルティ付き。




【魂魄】

 霊魂、精神、心などと呼ばれるモノ。感情ある霊力によって構成される。

 肉体が生きている場合、その大部分を脳の機能として行っているために、過度の呪術やストレスによらない限り消耗することはない。

 肉体を失い、魂魄が剥き出しになったものを『亡霊』と呼ぶ。




【霊力】

 魂魄を構成する、氣や生命力などとといった類のもの。

 一方、この動きであり魂魄の働きが『感情』。

 感情が電気であるとすれば、霊力は電子である。




【呪的属性】

 関連する出来事から見出され、呪術や攻撃などをより強化するもの。

 たとえそれが真実でなくとも、術者が信じていれば何ら問題はない。殆ど関係のない事柄を、如何にこじつけて信じるかが呪術師の腕の見せ所ともいえる。




【伝承属性】

 呪的属性の亜種。呪的属性が能動的であるのに対し、伝承属性は受動的。

 伝統的な呪術手法や、武器にまつわる伝承などは、見出すまでもなく強化されるが、それを宣言し〈属性確定〉させることで、より安定する。




魔境ダンジョン

 伝承など引き寄せた霊力で創られた異空間。神隠しは大抵これのせい。

 妖物魔物(モンスター)を観測すると、伝承が強化されて発生する魔物も強くなる。

 一方、放っておくと百鬼夜行スタンピードが起こる。

 現在、国内の一等A級二等B級ダンジョンは、そのほとんどが国によって管理されていると言われている。桑織を囲む森は唯一の零等S級にして管理者不在(桑織の全住民が管理者ともいえる)。




【桑織】

 異世界の神によって追放された元魔族の集落。最初期においては、魔力はなく、外界と交流することもできず、食用に適さない魔物が襲い来る、何も育たない不毛の地であった。……と、言われている。

 偶然訪れた陰陽師・蘆屋春蒔が〈糸の呪い〉をかけたことで、絶滅せず現在まで残っている。

 桑織の集落側から見れば、周りを囲む森に発生する魔物は順に強くなっていくが、構造的には集落は最奥部にあたるので、外界から林道を通らずに来ると文字通り所見殺しを喰らう。




【人工冥界】

 秋葉桂が創り出した亡霊の楽園。B級ダンジョン。桑織の魔物を倒した際、異世界に戻る霊力の一部を吸収し、亡霊を強化する。




#いげた武器】

 桑織の慣習として、固有の名称を持った武器には『#』が付く。

 元々は銘を刻む代わりに「#11」と、会心の作に通し番号を振っていたが、いつしか「#11-lunaire」のように名前を付けるようになり、通し番号が消えて「#lunaire」のようになったという。なお、これは異世界の時の話……らしい。




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「登場次第追加します」

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