第10話

話しは戻るが夕ご飯のジビエの許可をマクが取るにはかなり複雑な手続きが必要だった。アイクは出家していないので、特に必要ないのだが。まずマクはお寺に祀ってある菩薩に、これからいただくイノシシと鹿の供養をした。それからなぜ、そういう命を断ち切ってしまうのか住職に説明しなければならなかった。それらを終えて夕ご飯だったのでアイクは、自分の息子が仏教を習得しようともがいている姿を見て、成長を嬉しく思った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る