第47話連合の代理答弁

連合も話してくれたのやけど、「内閣が交代しても、憲法解釈を変更する余地はない。法律解釈とはそういうものらしいな。


 政権が代わるたびに憲法解釈を変更したら内閣法制局は組織としての信頼性を失いまっせ!」と。


鯨先の饒舌振りは俄然と勢いを増して野党側から見た連合の感想を代理答弁として繰り出していた。


「従来の社会党の主張を押し通せばどうなるか、コンコンと説明を受けた首相は、内閣法制局の説得を全面的に受け入れたという。

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