【月曜 08:46】私は転校生の嵌められて幼馴染達に虐められた。
少し復活したエアコン
第1話
その日、私はいつものように幼馴染達と楽しく学校生活を満喫して居た。
だけど、そこに転校生がやって来た。
優「なぁ、転校生の子、可愛いくない?」
「確かに可愛いけど、余りジロジロ見ないようにね。」
カズ「・・・」
ヒロ「俺、一目惚れをしたかも」
「・・・っ」
私は驚いている。何年も一緒に暮らしておいて、何度も告白される度に振ってきたヒロが一目惚れなんて
とそんなふうに話して居たら
「・・・(ニコ)」
転校生はこっちを見て笑顔を向けて居た。
________
そして、それから数日後
転校生の春ちゃんは私達の幼馴染グループによく絡んでいる。
だけど、私は最近気付いてしまった。
春ちゃんは完全にこの3人狙いだと。
幼馴染3人はこの学校で特にイケメンだって有名だったしそれで近付いて来た感じがする。
その根拠もある。
「ねぇ、春ちゃん」
「・・・」
私には基本無視で、ヒロ達からは
「春、今日カラオケ行かない?」
「いくいく!!」
甘えた声で話している。
________
そして、数週間後
教室に入った瞬間何故か、みんなが私を見ている気がする。
その視線は間違いじゃなく、
「季節」
ヒロが私に向かってくる。
「何?」
「最低だな」
「えっ?」
「聞いたぞ。春にずっと嫌がらせをしていたみたいだな」
「・・・」
「黙ってるってことは本当なんだな」
「違うよ。余りにも見に覚えないのことに驚いて」
「はぁ??惚けるのかよ。ほら見ろこれ!!春がずっと大切にしてた父親の形見、お前が壊したんだろう」
「壊してないよ。」
「嘘をつくな。」
もう完全に私がした前提ね。
あたり見渡すと、私を見下す視線・・・そして、聞こえる声で話してくる陰口・・・
あと、春は嘘泣き、横に優が背中を撫でている。
「・・・一応聞くけど、それをいつしたの?」
ヒロ「はぁ?つまり認めるってことか?」
「いや、時間によっては証明出来ると思うし、」
春「そんなの!!あなたがいつでもやれるタイミングはあったじゃない!」
明らかな叫び声
「いやいや、だからそれをいつしたの?」
ヒロ「証拠がないとか、犯人がよく言うようなセリフを、もう決まったようなもんじゃないか!!」
季節「だから、いつしたのかって聞いてるのよ!!それが大切な形見なら、かなりの頻度で確認しているでしょ!!あとここで私じゃないと証明しないとまた誰かにされるかもしれないよ!!」
必死に弁解する。
悲しいなぁ、ヒロも優も小さい頃から一緒で、私が人を虐めたことなんてなかったのに信頼ってなんだろう??
春「わかったよ。昨日だよ。
昨日は
季節「それは、いつ?どれくらいの時間に気づいた?何時頃までは、ちゃんと残ってた?」
春「・・・最後に見たのは、放課後の少ししてから、そのあとはヒロと優くんと遊んでたから」
季節「なら、やっぱり私じゃない。その時間は私はカズと遊んでた。」
私はカズの方を見る。
視線もカズの方に集まる。
そして、
カズ「・・・遊んでない。」
季節「えっ?」
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