第93話 「気にしない」と「無視」は似て非なるもの
人が自分を話題に出すのは二つの方向があると思われる。
一つは自分が何かを発言したから、その反応。
二つ目は、自分が他人にとっての共通話題。
1:反応について
特にこういった場所を含むSNS全般というのは、自分の考えや気持ちを話す機会の多い場所である。当然、同じ言葉を受けても感じ方は違うし、受け取り方も違う。
だから自分が良いことを言っているからと言って、良い反応が返ってくるわけじゃない。もちろん、誰かを貶せばその報復は免れないだろう。
つまり、何かを発信する限りは「何らかの反応」があって当たり前ということ。
だから何を発信するにしてもアンチは当然存在するだろうし、嫌な反応があることを覚悟すべきであると思う。良いことを言っているつもりなんてことは通用しない。
それが反応というものだ。
だから例えば「誹謗中傷」そのものは悪いものであるけれど、そうなるには何かしらの発信がある。それが自分自身で発信したものなら自業自得だし、想定していない自分に非があると思う。覚悟が足りないからその後の対処もできないのだろう。
賢いやつは黙っているとはそういうものだ。
そして味方を増やそうとするから、敵が増えるというのは当然の反応。
やり合う前によく考えるべき。
揉めている人たちを見ると、自分一人で解決できないのに面倒なことに自分から凸っていく人たちが多いと感じる。気にするなとは言わないが、スルースキルを身に着けるべき。
そこに自分自身の正しさはあまり関係ない。相手を黙らせるのに大切なことは、何も言わないこと。それで相手がエスカレートすると思うが、一切相手にしないことが大切。言い返した瞬間に、それは「個人間の争い」となる。
戦いはいつでも始められるが、終結できる見込みもないのに始めるのは賢いとは言えない。まずは観察したら良いと思う。
揉めること自体、勧めないけどね。
2:話題として出される
これは直接関与していないのに、誰かの話題に出る場合。
それはあなたが有名人だと思われているから。
嫌なことを言われていたら、何か言いたくなるかもしれないがそれはお奨めできない。確かに、周りに勝手な印象を受け付けられることを良しとする人の方が少ない。
だからと言って相手を黙らせようと凸ることはなんの意味もないし、効果はないと思う。
そんなことよりも、自分が周りに良い印象を与える努力をしたらいい。その結果、言っている人の言葉の方が嘘だと思われたら、その相手は単なる【悪口野郎】になる。
誰の悪口でも言う人は、人を遠ざけるものだ。
だって嫌でしょ?
知り合いになったらきっと自分の悪口も言うんだろうと思うだろうし。
まあ、人とはそういうものだよ。
気にして自分への評判を知ろうとすることは悪いことではないと思う。しかし悪口を言われていたら、改善して印象を変えたらいいだけ。
大切なのは悪い印象通りの人にならないこと。
**
俺も以前、別のサイトでだけれど、こいつには読まれたくないみたいなことを言われたことがあるんだよね。
そもそも俺は相互でもない人のページは踏まない。興味もないし。
なにか読みたいなと思ったら企画をする。読まれたい人を集めた方が、いいしね。
だからそれだって、言われた悪口から考えて安全な方法を取ったという話。
そいつらは未だに俺の悪口を言っている可能性も考えられるが、興味ないし知ったことではないw
悪口を言われたら、少なくとも相手は自分に注視していると考えられる。嫌いな奴を観察することほど無駄な時間はない。
だから「俺(私)のことが大好きなんだな」と思ってあとは放っておけばいい。人は反応のないものにはいつかは飽きが来る。ゲームだってそうでしょ、何か月もなんのイベントもないゲームを続けることは退屈。
それでも飽きがこないと言うなら、それはアンチではなく熱狂的なファンと同等。
すなわち、嫌いだからと相手を観察しても、こういうSNSでは相手のPV稼ぎに貢献するだけなのでやめた方が良いと思う。
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