第69話 人生にはいろいろあるけれど

 最近とても仲のいい人が出来て、人生というのはそれだけで全然気が楽になるのだなと感じている。

 確かに自分はオープンマインドとは言われる。

 しかしそれは自分の弱点を話すことで他人との信頼関係を築ける人を言う。つまりなんでもオープンな人を指すわけじゃない。


 自分は少数派。

 親にそれを否定されてから、自分のことはほとんど話さなくなった。カクヨムでは【Personal daily life that doesn't matter】というエッセイにて、多少は私生活のことも話そうと会社での話をする挑戦をしていた。

 途中で例の事件に遭遇した為、普段見せない面もオープンにしたわけだが。

 やられたらやり返すではなく、食いついて遊ぶというww 飛んでもない奴だなと周りに思われた可能性は大ですがね。


 そんな人ですけどね。


 人にはいろんな人がいて、自分はどちらかというと自分に関係しない限り無関心。関係しても、ともすれば無関心というタイプ。話題なんてものは、いくらでも生み出せるわけだからね。


 最近思うことなんだけど……。

 俺は小説が書けなくなってくると、YouTubeやインスタの動画を視ることが多い。主に文化の違い系が好きだが、ショートを流しているだけだといろんなのが流れてくるよね。

 その中で「ある芸能人が不適切な投稿をし、炎上をして活動休止」したという話題に触れているものにたくさん遭遇。

 何を言ったのかも流れて来たので、それは言ってはいけないことだというのはもちろん思うんだけど、Twitter(X)では検閲がなされていないということを改めて感じた。そこには言論の自由がある。


 俺が現在やっているゲームでは検閲がかかるので「政治、○○国、政治家、死」などいろんな言葉が発言できない。

 例えば「○○だ”しね”」という言い方は検閲にかかる。

 だから「これって難しい××」となってしまうわけだ。まあ確かに日本語というのはどんな受け取り方もできるので、「難しいしね!」と同意を求める言い方をしても「難しい○ね!」と言っているようにも聞こえる。

 英語なんかもでも「die」という語順の含まれるものが検閲にかかってしまうのだ。


 閑話休題。


 誰かが不適切な発言などをした時、自分が直接関わっていないのにも関わらず「その人が悪い」からと言って攻撃する人たちがいるよね。それって結局のところ「不適切な発言」をした人たちとやっていること変わらないと思うんだ。

 まあ俺も仲裁しようとして失敗してはいるけれど。


 彼らは単に合法的にイジメる相手を見つけて攻撃していると思っているだけで、合法でも何でもないし。相手が悪い奴だから叩くというのは「誹謗中傷したやつ」と何ら変わりないわけだよ。

 例の芸能人を叩いて「こいつ酷いよね」って言うのは、酷いことした奴と何が変わらないの?

 「この動画が良かったら……」って言うけど【他人の話題に乗っかって承認欲求を満たそうとしている人】と【転売で稼いでいる人】はなんも変わらないと思うの。

 話題は自分で作れ。


 他人が悪いことをしているからと言ってそこに対して悪口を言おうが、いい人にはならない。そうでしょう?

 それは擁護じゃないし、味方でもない。ただのハイエナ。

 そういうのこそ底辺なんだよね。自分で話題を生み出す能力もないのだから、配信なんかやめちまえw って思う。


 とは言え、別に何を書きこむでもなくスルーするけどさ。

 正義感って振りかざすものではないので。

 正義は他人に向けるものではないと思うの。自分の中にあって、何かを見た時にそれを受け入れるか、切り捨てるかの基準にするものだと思う。馬鹿に噛みついても仕方ないでしょう?

 刃は自分に向かって来た時に、いなしたりよけたり遊んだりしたら良いと思う。

 そういう人の話題に乗っかって誹謗中傷する奴ほど、いざその時になると逃げるんだろうけどね。


 渦中の彼女は……いい加減、話し合いしたらどうなのかな? って思ったりする。時間が経てば風化すると思っているのかもしれないけれど、カッコイイ終わり方したを方が自分にプラスになると思うよ?


 そんなわけで、はぶあないすでい。

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