湊神祭の夜に への応援コメント
発電機からの導入、いいですね。確かに小さなお祭りのあるあるですw
小波ちゃんの好きだったトッピングを覚えているかき氷屋のおっちゃん、イイ人だなーと思いかけましたが、きっとこれも毎年繰り返されてる事なんですよね。
2周目、小波ちゃんがいないお祭りの風景を想像して読み進めてましたが、皆さん顔見知りということは、寛太郎の事情を分かった上でその上で見守り続けてきたのでしょうね。
明記されてませんが、小波ちゃんは中学の同級生になるんですかね?実際に「小波」という少女が存在したのは間違いないようですが。具体的に何があったとは書かれてないので想像を掻き立てられます。
幽霊なのか、それともイマジナリー的な存在なのか。定かではありませんが、きっと寛太郎にとって特別な存在だけは間違いなさそうです。
素敵なお話、ありがとうございました。
作者からの返信
dede様
嬉しいコメントありがとうございます!
小波ちゃんのイメージはやはり、高校生くらいでしていました。私の中では一番、子供でも大人でもないような、そんな年頃です。
寛太郎があの日からずっと小波を送り届けているのは、送り届けられなかった日があったからでしょうね。
お読み頂きありがとうございます!
湊神祭の夜に への応援コメント
かき氷のシーンであれ? と思いながら読み進め、最後までいってなるほどと思いました。
寛太郎はどんな思いで小波ちゃんに自身の今後を告げたのかなぁと思うと、とてもせつないですね。
それを祝福する小波ちゃんも……。
勿論嬉しいという気持ちは嘘ではないけれど、来年から寛太郎が小波ちゃんを見付けられないことを予期しているような語りに、胸がきゅっとなってしまいました。
大海と小波というネーミングがとても素敵ですね。
小波ちゃんのことを寛太郎はいつまでも覚えていてほしいと思いました。
ろくろわさん、ありがとうございました。
作者からの返信
未来屋 環様
嬉しいコメント、いつもありがとうございます!
途中であれ?って思っていただけて良かったです。今回の話はそんなあれ?を見つけてもらうこともテーマにしておりますので!
湊神祭の夜に への応援コメント
ろくろわさま
こんにちは。
大海さんと小波さん。呼応するような名前。惹かれるべくして惹かれ合ったふたりだったという印象を受けました。そしてそれは、この夏も。
ふたりの名前からも湊神祭という名称からも、海の近くなのかしらと想像させられましたが、この小説から海のかおりや波の音がただよってくることはなく、むしろ、周囲から切り離された、無臭で静謐な空間を感じました。もしかすると、いまでも夏になると小波さんにとらわれ、ふたりの世界に迷い込む大海さんの心情を反映しているのかもしれないですね。
読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様
お読み頂き、コメントまで頂いて有り難うございます。
実はこの話、まさに2人を中心に(正確には寛太郎を中心に)進んでいます。
真相を知ってからもう一度読み返すと、最初から寛太郎以外、誰も小波のことを見えていないのです。
誰も人が通った形跡の無い公園でブランコに乗っていた小波。
少し意地悪に言った「小波は変わらないね」とはいつの時期から変わらない姿のことだったのか。
氷屋のおっちゃんに小波の注文が聞こえなかったのは。出来たかき氷を、何故、寛太郎と一緒にいた小波に渡さなかったのか。
どうして寛太郎は同級生とあった時、まだかき氷を2つ持っていたのか。
何故、もうそろそろと言われたのか。
小波の実家の立て付けの悪い扉を音を立てずに、家の中に入ることが出来たのか。
最初からずっと2人だけの話なのでした。
湊神祭の夜に への応援コメント
小波が幼馴染なのか、祭りのときだけに現れる幽霊なのか、はたまた神様なのか、他の人はもう「見えなくて」「逢えない」人というところが切ないですね…。
歳を重ねて新たな人生を歩む主人公と、永遠に夏を生きる彼女。
唯一繋ぎとめてくれるお祭りも、行かなくなったら、逢えなくなったら…と不安に感じてしまう主人公の想いを涙で終わらせるラスト。素晴らしかったです!
お祭りの音や匂いが伝わりそうな描写も良かったです!
作者からの返信
篠崎 時博様
素敵なコメントありがとうございます。
少し、田舎の人が居るはずなのに何故か2人だけの世界。そんなお祭りの夏を書いてみました( ̄ー ̄)