第3話 50年前に現在の中国の繁栄を予言した人たち

  創価学会の原田稔会長「訪中するたびに新たな驚きを感じる」人民網日本語版 2024年06月27日08:09 の記事中;

「1974年、池田氏が初めて中国を訪問した際、原田氏は秘書長として同行した。当時、北京の街を歩いていた池田氏は「将来の中国は必ずすごい国になる。中国の国力が日本を超える日はあっという間に来る。」

「原田氏は50年後、社会と経済が急速に発展し、活力に満ちた現在の中国を目の当たりにした。池田氏の判断が実証された」と、賛嘆するのですが・・・。

50年前、中国に行かなくても日本人の誰もが「中国はすごいことになる」と予言していたのです。


たとえば、

○ 平栗恒雄(東京都庁勤務の土木技師) 私の父です

  私が中学3年か高校1年の(1970年)頃、父は言いました「雅人、アメリカを好きなのもいいが、これからは中国だぞ。」と。


○ 肉体労働者の親方(中卒)

   私が高校を卒業し、予備校が始まるまでの2週間、知り合いのタイル屋さんの親方の元で修行(アルバイト)をしていたとき、親方はこう言いました。(未来の)学士さんよ、これからは中国だぜ、と。


  特攻隊に志願した父(奈良の少年航空兵養成校で敗戦となる)や、一代で個人商店からでかいビルを建てて大企業の親方になったタイル屋の親方といった、若き頃に星雲の志を抱いた男たちは、当時のテレビニュースやNHKの特番で流される中国の様子から、中国人民のパワーを感じ取っていたのです。

  池田大作のように、実際の中国へ行くまでもない。類は友を呼ぶと言うべきか、父も親方も(というか、多くの日本国民が)テレビの映像だけから中国人のパワーを感じ取っていたのです。


○ ヒッチコック

  米映画ヒッチコックの「救命艇」1945年では、「この戦争(第2次世界大戦)が終われば、中国から4億人の(ビジネスマン・観光客 → 当時の中国の人口?)が欧米を訪れるだろう」と、アメリカのビジネスマンが言う場面があります。



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