幼なじみと課題
「ん?」
陸がゲームしていると、スマホから通知が来る。何かと思いながら電源入れると、舞からで「課題教えて」とメッセージが送られていた。
「んー、んー...」
陸は少し悩んだが「了解」とメッセージを送信して、準備をするのだった。
「来たぞー」
インターホンを押しながらそう言うと、中から舞が出てきた。
「ありがとー、あ、外暑かったでしょ?早く入って」
「強引だな〜」
陸は舞に引っ張られ、家の中に入るとそのまま一緒に舞の部屋に向かう。
「はいこれ」
2人が座ると、陸はバックからコンビニで買ったお菓子を舞に渡した。
「いいの?」
「やる気でるかもとな、さて、やるならさっさと終わらすぞ」
「頼りになるわ...」
しばらくして
「無理!わかんない!」
「そこは前やったやろ、ノート見せろ」
「はい..」
「何で解き方間違えて写してんだよ!」
「ね、眠かったから...」
「はぁ..えっと..これはこう!」
「あ、そうなのね!ありがとう」
「はいはい、どういたしまして」
少しして
「終わりー!」
「全て終わったのか?」
「あと私の得意教科だから、終わったも同然よ!」
「わかった...」
陸はじっと、舞が膝の上に置いてるぬいぐるみ見る。
「本当に使ってくれてんだな」
「このプリンのとこがちょうどいいからね、あと贈り物だし」
「さんきゅ」
「どういたしまして、あぁ...癒される〜」
舞はそういうと、ぬいぐるみをぎゅーと抱きしめる。
(こいつ、何か家のなかで2人きりだと何か柔らかくなるんだよな)
「どうしたの?」
「いや、なんでも」
陸は寝転がってスマホのゲームを続ける。
「なにしてんの?」
「ゲーム、俺あまりスマホのアクションゲーム苦手なんだけど、これは好きだからやってる」
陸はゲームの操作に集中する。
「そうなんだ、所でさ」
「どした?」
「あんた、私の部屋だからって普通だと思ってるようだけど、一応女子の部屋よ?」
「それで?」
「それでって...なんかドキドキとかしないの?」
「...いい匂い?」
陸はゲーム画面を停止させ少し考えると、そう言う。
「ばっかじゃないの!?///」
「ひでぶ!」
いきなり背中に激痛が走り、陸は悶絶する。
「ご、ごめん」
「だ、大丈夫だけど....さ、さすが...み、巫女...ぶ、物理がすげぇ...」
「それはあんたの好きな作品だけよ!」
「そ、そうだな...」
少し経っても背中を痛そうにさすってる陸を見て、舞は陸の手を前にやると後ろからぬいぐるみ越しに抱きつく。
「な、何を!?」
その行為に、流石に鈍感な陸でも動揺してドキドキしてしまう。
「い、癒されるかなと思ったのよ...そ、その..ど、どう...?い、痛みひいてる?」
陸は今それ所じゃないほど、この状況に困惑してるため痛みが吹き飛んでいた。
「だ、大丈夫だぞ...」
「..もう少しこうするわね」
「お、おう...?」
舞も自分のやってる事がよく分からなくなり、2人はしばらく無言のままその体制でいた。
2人がそれを解いたのは、舞の親が部屋に向かってきた時だった。
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