2024年7月20日 01:16
あなたさえ、への応援コメント
繊細に選び抜かれた比喩たちが好きでした。作品には一貫して曇った空気感が流れていますが、その中で「透き通ったビーズを詰め込んだ様な声」や「パステルイエローの周波数をした声」などの綺麗な文章が輝きを放っており、惹かれました。また、あえて父親に言及しないことや、雪花に向ける感情を深く書き切らない描写の仕方によって、より世界に入り込めた気がします。特にこの文章がめっちゃよかったです。刺さります。「いつだってそうだった。それぞれの正しいものがあって、それに縋ることが私を形作っていた。でも世の中は、そんな激情の一段上であっさりと廻っている。見えるのは、ただ一つの現実のみしか残らない」言葉を編んでいる、という形容の仕方がふさわしい文章に思われました。僕も、こういう、詩的で婉曲的な書き方がしたいと感じました。
作者からの返信
ありがとうございます。
あなたさえ、への応援コメント
繊細に選び抜かれた比喩たちが好きでした。作品には一貫して曇った空気感が流れていますが、その中で「透き通ったビーズを詰め込んだ様な声」や「パステルイエローの周波数をした声」などの綺麗な文章が輝きを放っており、惹かれました。
また、あえて父親に言及しないことや、雪花に向ける感情を深く書き切らない描写の仕方によって、より世界に入り込めた気がします。
特にこの文章がめっちゃよかったです。刺さります。
「いつだってそうだった。それぞれの正しいものがあって、それに縋ることが私を形作っていた。でも世の中は、そんな激情の一段上であっさりと廻っている。見えるのは、ただ一つの現実のみしか残らない」
言葉を編んでいる、という形容の仕方がふさわしい文章に思われました。僕も、こういう、詩的で婉曲的な書き方がしたいと感じました。
作者からの返信
ありがとうございます。