第10話 病院にて

病院に着いて、受付を済ませた


相変わらずロビーにはピカソが描いたような、訳の分からない絵画があって

目を凝らしても何がモチーフになってるのかはわからない


ロビーには、月曜日の真昼間だっていうのに患者さんはほとんどいない


結構大きい病院なのに、

こんなに患者さん少なくて大丈夫かね


まぁ、待ち時間が短く済むから良いんだけど


現在、名前呼ばれ待ち



手持ち無沙汰で特にすることは無い


この文章を打ちながらボーっとしてる



14時34分

時計は随分長いこと動かない





きっと結果は、問題ない



はず




きっと大丈夫







呼ばれた


結果聞きに行ってくる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る