第8話 図書館にて

担々麺、今まで食べた中でダントツNo. 1でした

辛くて上手くてカロリー高くて

ものすごい満足感と後悔で身悶えしながら

休憩するために図書館へ来てみた


割と大きめで、最近改装した室内は清潔感と静かさで

夏から切り離されたような感覚になる


本を読むのは好き、では無い

異世界転生もの、風景や歴史物の写真集、コーヒーやランニングの本、ゲーム関連の本


自分が好きなものしか読まない

教養とか知識とか、そんなものはどうでも良い

好きなことをしたいのだ

読みたい物を読むし、好きなものを観て好きなことをする


地味に、静かに、人様に迷惑をかけず

自分がしたいことを、楽しいと思うことをするのだ


本は自分の世界を広げてくれる

そんなセリフに共感なんかしない

自分の世界のことを誰かに語られたり、決められるのは真っ平ごめんだ


地味でも、面白みがなくても、

今俺は生きてるし、楽しいと思えている

誰かに決められた人生ではなく、自分で決めた人生

これからも好きなことをするし、家族とダラダラ過ごして歳を重ねていく

大した出来事がなくても、子供の成長を見守りながら奥さんと喧嘩もたまにしつつ

おっさんは爺さんに変わるのだろう


だから、病気なんてもんは来ないでくれ





ガンについての本




ちょっと読んでみようかな

お腹いっぱいで眠たいし、きっと頭に入らないだろけど

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