鈴木さんが世界を滅ぼした。への応援コメント
終末ものはいくつか読んだことがありますが、そのどれよりも美しい作品でした。
語り合う2人の距離感が好きです。誰もいない朝の時間というただ一瞬にだけ生まれる会話が、星屑のような哲学が好きです。もしも世界が滅びるときになったら、私たちも「美しさ」とか「好きなもの」とか、きっと本当に大切なものについて語り合えるんだろうか。
私もいつも朝早く学校に行く派の人間なので、誰もいない後者の感じ、よくわかります。いいですよね。
作者からの返信
蘇芳ぽかり様、初めまして。ご感想ありがとうございます。
夜空の小さな星々さえも捉えるような緻密なお言葉で、私がこの小説に詰め込んだ好き!に共感していただけたこと、思わずベランダに出たほど嬉しいです。抱いた「美しい」「好き」という感情を、伝え、語り合える相手がいることも、大切なことなのだろうなと空を見ながら考えました。
朝一の誰もいない校舎、いいですよね。一人しかいない教室という条件は変わらないはずなのに、その日の気分で清々しかったり寂しかったり、いろんな気持ちになれて好きです。
鈴木さんが世界を滅ぼした。への応援コメント
一文が短く、最後までスッキリ読めて、読後感が最高です。地の文もオチも好きです。
この度は受賞おめでとうございます( ..)"!
作者からの返信
楠 夏目様、初めまして。ご感想ありがとうございます。
何かの芽生えがそこにある。でもまだ名前はない。そんな未成熟ながらも爽やかでその後の進展を期待させるようなオチは、私も好きなこだわりポイントでございます。それを好きだと言ってくださったこと、心のみならず体すらもが躍るほど嬉しいです。
楠 夏目様におかれましても、キングジム賞受賞おめでとうございます。季節は既に冬となりましたが、この年のカクヨム甲子園という一夏の青春も、楠 夏目様の心に残る良い思い出となりましたなら幸いです。
鈴木さんが世界を滅ぼした。への応援コメント
勝手に読んで、勝手に感銘を受けました。長々とした感想を失礼します。
一番乗りした時の、奇妙なくらい静かな教室。この情景と「世界が滅ぶ」を重ねるセンスに脱帽です。
朝一で学校に行く理由なんて、大抵は勉強だと思います。少なくとも自分は目の前の受験に手一杯で、朝の学校を美しいと思ったことはありませんでした。
だけど、早瀬くんと鈴木さんはそこに青春を見出している。自分は欠片さえも持ち合わせていない感性でした。それはずっと目の前にあったはずなのに、気づいていなかったんです。
そう自覚すると同時に、自分の周りには素敵なものが溢れていると気がつきました。見えているけれど意識していない「をかし」の感性を呼び起こしてくれる、素敵な作品でした。ありがとうございました。
作者からの返信
まくつ様、初めまして。ご感想ありがとうございます。
そこにあるものに気付き何かを感じ取るというのは、簡単なように思えて難しいことです。他人が「好きだ」と叫ぶ事象に、素直に「確かにそうかも」と思うことの出来る人間は、果たしてどの程度存在しているのでしょうか。まくつ様が周りに溢れている素敵なものに気が付きましたのは、まくつ様のアンテナが、それを捉えようと動いているからでございましょう。私の叫びがあなた様の感性の種に届いたのならば、嬉しいです。
手一杯になり他のものが目に入らないほど、目の前のことに対して真剣になるというのも、美しいことです。素敵なことです。どうかご自愛ください。
まくつ様の手に握られるものが益々良い未来を描きますことを、陰ながらお祈り申し上げます。