縄文人の系譜 三途の川の渡り方 V.2.3

@MasatoHiraguri

第1話 「五輪書は、三途の川の渡り方」

  「読書百遍意自ずから通ず」の境地か、運命の機が熟したのか。

それとも、ついに天からのお迎えが近くなったということか。

ついに宮本武蔵「五輪書」の本質に行き着くことができました(新解釈を見いだし)ました。

「LED使い切るまでない寿命」「妻なし子もなし家も無し」の私としては、政治屋・マスコミ屋・警察屋という3大詐欺師たちによる不条理なこの世で拘泥するよりも、戦う場はあの世、戦う相手は閻魔大王、そしてその手引き(書)として宮本武蔵「五輪書」を読む、という未来(卦)に行き当ったというわけです。

「当たるも八卦・あたらぬも八卦」と申しますが、大学日本拳法的真剣勝負の心に徹した思惟であり、また「信じる者は救われる」という絶対法則に照らしても、私にとっては間違いない道(卜占)と申せましょう。つまり、この本を読むあなたにとっては駄法螺でしかない、ということ。


とはいえ、「一寸の虫にも五分の魂」、また、いま現在大学日本拳法の道を往く元気いっぱいの若者にしても、いずれは踏み入れる冥土の旅路。なにがしかの参考になるかもしれません。まさに「当たるも八卦・あたらぬも八卦」なのです。

仏教系もミッション系も同じこと。

  「訪れたものが戻ったことのない未知の国」と、かのシェークスピアも「ハムレット」で伝えているではありませんか。


生きるか死ぬか、それが問題だ。

無残な運命の矢を耐え忍ぶか

苦難の荒波に立ち向かうべきか

死は眠りにすぎぬ

眠れば胸の痛みも肉体の苦痛も消える

それこそ望むところ

死は眠り

だが眠れば夢を見よう

それがつらい

死の眠りの中でも抜け出た現世の夢を見る

それを思うと

死をためらい、長い人生の苦難にも耐えていくのだ

裁判の遅れ、警察の横柄

屈辱に耐えるのもそれ故

いやなら短剣で自ら死ねるのだから

つらい人生の重荷にうめき、汗水流すのも

死後の不安ゆえ

訪れたものが戻ったことのない未知の国が

決意を鈍らせ、勝手知ったるこの世で

苦労した方がましと人を臆病にする

・・・。

これが、血の混血以上に魂の混血を繰り返してきた人たちの「不安」であり、アフリカ・北米・南米のインディアン・インディオ、そして縄文人といった在来種にとって、頭では理解できますが感覚的にはmake senseではない。


日本人(縄文人)の場合、ルーツが一つですから、「聖書」や「コーラン」のような特定の(魂の)指南書などなくても、「日本昔話」や「NHKラジオ」のような(バラエティに富んだ次元と位相の)娯楽が、そのまま自分の中で「聖書」となるのです。

2024年7月15日

V.1.1

2024年7月16日

V.1.2

2024年7月17日

V.2.2

2024年7月18日

V.2.3

平栗雅人

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