本日、悪魔召喚の魔法を漏らした犯人が判明致しましたの。

犯人は例の宗教のトップ。

かの宗教の長はどうやら、私共が悪魔召喚の魔法を教えた子の末裔のようでして。

安易に使ってはならぬ、と子孫に伝えるよう念押しをしたのですけれど。

まさか私欲の為に使うとは………先祖とは大違いですわね。

あそこまでにも自然に自らを犠牲にするような者はそれはそれで駄目ではありますけれど。

とにかく悪魔召喚の魔法はあの宗教から出てきたもの。

おそらく召喚された悪魔は面白がって自ら拘束されているでしょうね。

そうでもなければあの宗教が今も存在している訳がない。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい