第3話


「黒田さんが私からプレゼントもらうも、断るも自由ですかから」




「そんなこと急に言われてもな」




「わかります。、皆さんそう言います」




「未来へ行くも、過去へ行くも、やめるのも自由です。どうなさいますか?」






「過去に行ってください!」








「わかりました。ちょっとびっくりしました。てってきり未来に行って自分が成功してるか知りたい人がほとんどなので」






「今はひとりでやってますが、元々バンドでやっていたんです。その頃に戻れたら…」






「それは何年前ですか?」




「10年前です」






「わかりました。いってみましょうか」








TAXIが動き始める








世間話をするふたり




「本当にこんなTAXIあるんですね」




「でも都内に三台しかないので、わかりませんよ」






「これお代はどうすれば?」






「あ、タダです。社長の趣味でやってますので」


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