第20話 アップデート

PK「ヨッピ~、終わったわよん」


芹澤は、少しにやけた顔をいつもの顔に戻すため、イスを元の位置に直して時間をかせぎながら、フィルねぇさんのもとに戻ってきた。


「案外、早かった?」


PK「そうね、アップデートはインストールするだけだし、小手の方は、先に術式は、組んどいたから」


「どんな?」


PK「それは、内緒。お楽しみよ♪」


「信用してるよ」


そんな軽い感じで済ませるんだねぇ、よほどの信頼があるんだろうな。2人の関係性は、この少しの時間でわかった気になっていたけど、もっと深いところで、繋がっていそうだな。


PK「STSの方だけど、ついにあれが、追加されたわ。」


「合体か?」


PK「なんだ、知ってたの?」


「ウワサには聞いてたんで」


PK「より強いものを求めるなら、あのホテルにいった方がいいけどね。確認のため、ホテルで話を聞いておくことをオススメしておくわ。」


「わかったよ、この後、寄ってみる」


PK「他の3つの防具の情報が、入ったらまた連絡するわね」





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