冒険の醍醐味は仲間が増える時だよね
メネケッティ
第1話 覚醒
目が覚めると、俺は、ベットでよこたわっていた。
『知らない天井だ』
と、お決まりのセリフを思い浮かべつつ、身体を起こした。
しかし、目が覚めたというか、夢から覚めたというか、浮遊感のようなものを感じて、自分の身体が自分でない感覚に陥っている。だからといって、身体の自由がないわけではなく、自分の意思で動かせるのを、見つめた自分の右の手のひらを何度か握って確かめる。
「俺の名前は?」
モヤっとして思い出せそうで、何も浮かばない。
『まさかな』っと思いながら、俺は、お決まりのセリフを思い浮かべる
『ステータス』
すると、俺は、思わず独り言を盛大につぶやいた。
「おい、おい、マジかよ」
そこには、半透明のパソコンの画面のようなものが浮かび上がっていた。
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