底辺障害者。総理大臣になる。

第1話

俺は、タクミ。学歴は偏差値38の高校をブービーで卒業後、親の不動産会社で働いていたが、親からも捨てられ僻地でナマポを受ける中年の発達障害のチビデブハゲのオッサンだ。そうナマポを受けているという事は親の会社も潰れる寸前だ。

発達障害はASDとADHDだ。勿論、宅建は諦めた。取っても就職出来ないだろう。

こんな俺だが就労意欲と性欲はある。タチが悪い。こんな俺に彼女が出来る訳が無い。マッチングアプリでも無理だ。どんなブスにイイネしてもマッチングしない。そんなある日きっかけは覚えて無いが外国人と出会えるマッチングアプリを見つけた。俺は精神薬の副作用で朦朧としながら顔写真をどれにするか迷った。「外人はヒゲが好きだろう。」普段はヒゲは毎日剃るからこれしか無いな。と載せたのが、十二指腸のガン摘出時に入院した時の写真だ。ヒゲは鼻下と顎しか生えない。まるで生気が無く下から撮影した生意気そうな顔だ。この写真を掲載後「どうせ一緒だろ。日本人にモテねえのに外人にモテるわけがない。」と