「鎌倉花火大会」#なくさずの詩より


 5年ぶり。交通麻痺。数時間待ち。ひと。いえ。そら。かいめん。いろ。はな。歓声。浴衣。ちょっと困った声。よかったねえ、と終わる熱の中。よかった。あの日々から解放されるように大きな花が咲いてチリチリと散っていく。ようやく日常が戻ったのかと笑った。

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