「爆竹」#なくさずの詩より
きみが火をつけて投げた爆竹は遠くの遠くで爆発したよ。なんの罪にも問われないきみは、また爆竹を取り出して投げた。また爆発したよ。遠く遠くで爆発したよ。誰にも罪を問われない。誰もきみが投げたと知らない。でも俺が隣にいるよ。そろそろ殺してしまおうか。
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