何か不穏さがずっと続いてきたところで、終盤に大爆発したため、余計にハッとしました。村の歴史を丁寧にひも解いていたのが、功を奏したと思います。
前川さんには何かあるとは勘づいていましたが、まさかこんなに超常的な力を持っていたとは。人間が太刀打ちできないもののように感じて、畏敬の念すら抱いてしまいます。
「内緒話」の使い方も見事でした。「僕」の心には残らない言葉――それこそ、究極の内緒話のような気がします。

最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました！

怪談としてとても面白く、怖かったです。ハガキが濡れていたところとか。前川さんは、ゾッとさせながらも、きっとすごく魅力的な人なんだろうと思います。

前川さんは何者なんでしょうね。
役場の人も仕事で来たのだろうにお気の毒に。
避けようのなさが怖いです。

龍神様なのかな？ 噂にならないように人を襲っていたならたちが悪いですね。

謎めいた前川さんのやくめですとか、仕組みがいろいろ想像できて印象的で面白かったです。