第4話三宮へナンパ三昧
目覚めた時は鯨家の1階とお入れの便器で顔を突っ込みゲーゲーと吐いていた。幸い洋式トイレだったので高さが有り首を項垂れたままのお体制をキープ出来ていたらしい・・・。
「そんな事も有ったわな。俺のお袋が一番心配しとったわ。」鯨のお袋は真言宗の僧侶だった。
高校を卒業後、友人の北鈴高次(きたすずこうじ)と、三宮へナンパ三昧をしたが一向に成果が上がらず、諦めて帰ろうとJR三ノ宮駅前の交差点に赤信号待ちで北鈴と横断歩道の手前で立って居た時、急に両肩が重く為って、気にせず信号を待って居ると、今度は背中が痛く為って両手をお膝に突き屈むのがやっとだった。
「ど
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます