もしも僕がケルベロスなら

僕は真ん中の顔でしょう。


同じ体とはいえ左右の顔のいずれも親しくはならず、しかし左右の顔同士はよく話すでしょう。

自分の両耳で綴られる無関係な話に僕は毎日辟易するでしょう。

ハープの音色が恋しいです。

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言葉と詩、幾つかの事実 シナミカナ @Shinami

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