遊泳禁止の海


遊泳は禁止の海を眺めてる はだかの小指を小指でつっつく


綾鷹のキャップを開けてあげられて男に産まれてよかったと思う


這い迫る波が消えたその位置が陸地と海の境界の線


曇天をいい天気と言うきみがいてドクペにトライしたぼくがいる



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短歌連作です。

読んでいただきありがとうございます。

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