メカニカル
25のDにされたにんげんが羽田に向かって離陸しました
ノルマ表個人名から天井へ積まれる赤い花は偽物
赤い線ぷちんと断って思慮という機構を止めてしまいたくなる
凍らせたくそクレームの悔しさをコーラの黒にちょぽんと浮かべる
「俺たちが若い頃は 」耳たぶ長押しでノイズキャンセリング
冬の朝上京したての使用人が精子つきのパンツを洗う
「こんなにたのしいデートははじめてだった」というレンタル彼女の言葉
プレス機は魔改造され量産され8メートルごとに設置された
メカニカル日本庭園ししおどしプラスチックが鳩サブレ缶うつ音
鳴りだした火薬の音が なぜぼくは明日を心配せずにいられるのだろう
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短歌です。
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