0475:伯爵大活躍

■魔法少女vs ~隔世の魔法士と宇宙怪獣撃滅戦~ 投稿開始

新作です。結構前から用意していたのですが、モロモロに悩まされて完成せず。やっと投稿できそうです。ついでにカクヨムコン? に参加することにしました。

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「時間が無い……のは私の方だ」


「それは……ご多忙ということで?」


「まあ、それも当然あるな。我が責務は時間が幾らあっても足りん。だがそうではない。私に時間が無いのは……とある契約のせいだ。そのせいで……こうしてお前たちにも事情を話しておかなければならん」


「いまいち話が……」


「ああ、そうだな……誓約させておいてなんだが……国として言えぬ事も多くてな。知っておいて欲しいのは……あと数日か数十日かすると、私は変わる。これまでの事を考えると、私は君たちの事を覚えていないだろう。そうなっても何一つ私とは関わらず、無視して行動して欲しい。特に……奥の病が癒えるのなら、私は無視して行動してくれて構わない。そうしてくれれば、もしも奥の症状が良くならなくとも報酬は確約しよう。よいか?」


 うーん。よいかって言われてもなぁ……うーん。どうなのよ、それ。


 普通に考えて……王が別人格に入れ替わるってことですよね? どう考えても。それは……冷静的、客観的に考えて……何かに乗り移られる感じ……じゃないですかね? 王が乗っ取られるってどうなのよ。ヤバいんじゃ無いですか? っていうか、誓約させる気持ちも判るっていうか。


「陛下……貴方の口から話すことが難しいのは判ります。ですがそれは……つまり、貴方は。モールマリア王は何者かに憑依されてしまうということでよろしいのですか?」


「……言いにくいことを言わせるな……。まあ、その通りだ」


「それは……」


「判っておる。私がそんなバカな状態になっているということは、公には出来ぬ秘事である。当然、お前達にも沈黙は守ってもらいたい」


「はい……それは……しかし……」


「すまぬ。これ以上は……奥を頼む」


 そう言われてみれば。モールマリアという国は非常に穏健で有名だったらしい。特に現王は非常に「優しい」ことと愛妻家として知られおり、周辺諸国の中で良心と言われるような政策で国家運営されていたらしい。


 それが今回、バガントリアンの服従やそれに関係したノルドを使った麻薬栽培。ビジュリア潘国の戦乙女侵攻のせいで、アルメニア征服国弱体のチャンスが目の前にぶら下がったとはいえ、いきなりの侵攻。


 その後の苛烈とも言える征服行動。同じように弱体化しているイガヌリオ連邦への南下。


 あまりに素早い作戦行動に、他国は全く追いついていけなかった。まあ、実際の所はうちの情報部の報告の通り、他国は他国で色々な事が起こってどうにも対応出来なかったようだったが。


「陛下。それは……最近のモールマリア王国が他国へ領土を広げている事に……関係しているのでしょうか?」

「……」


 関係あるな。こりゃ。


「陛下。これは私の……全くの勘でしかありませんが……陛下が憑依されそうになっている相手は……悪魔。さらに言えば、九大伯爵の一人ではありませんか?」


「なっ!」


 王は。もの凄いハッとして顔を上げた。


「やはり……そうですか。誓約もしましたしね。当然、他言はしませんよ」


「お前……達は何を……知っておるのだ?」


「今、この世界に……九大伯爵と呼ばれる悪魔が暗躍し始めている事……くらいは」


「そ、それは……す、すまぬ、いや、それは……」


 余りにも慌てる陛下は少々放っておいて。時間かかるだろうからね。うん。そうか……というか、今、周辺各国で起こっている異変は……尽く九大伯爵さん達が関係していると思って間違いないんだろうな……。心構えをしておかなければ。


「い、今の話は……他国では当たり前になっている……話なのだろうか?」


 あ、ああ。気になるのはそこなのか。まあ、そうですね。一国の君主として考えれば、そこは気になる所だろうね。


「いえ、陛下。これを知っているのは……多分、我がオベニス領の上層部の者のみかと。なぜなら……既にオベニスは九大伯爵に急襲されていますから」


「なんと!」


「なんとか撃退に成功しましたが……まあ、そのため、九大伯爵が「人類」への復讐のために、過去の怨念を引きずって現世に出現している……ということは知っております」


「それは……メールミアでは当たり前の……」


「いえ。女王陛下も知らないかと」


「そ、そうなのか?」


「なにしろ、まだまだ未確認の部分が多い情報ですから……公言することで混乱を巻き起こす可能性が高いとして、報告すら行っておりません。それこそ……迂闊に話せば、こちらが狂人の類と思われても意味がありませんし……迂闊に女王陛下のお耳に入り、偽証や不敬を疑われてもこちらには何の利もありませんから」


「まあ、そうじゃな……」


 嘘だけど。あの女王であれば、俺達の言う事を確実に真実として理解して対策を取ろうとし始めるはずだ。まあ、今の様な何が起こるか良く判らない状態で報告しても混乱させるだけだろうと思って言っていないだけだ。








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