言質って大事だよねへの応援コメント
ベリーハード感想企画から
メモを貼り付けているため、箇条書きのような書き方になっている、敬語や丁寧語を使っていない箇所が混じっている点はご容赦ください
すべてではありませんが、特に文法や表現などで気になった箇所について
・一話
まずは最初の上司との会話
「……イエス、ボス」
急に日本語での会話に英語が混じってきたので違和感がすごいです。目の前にいる上司のキャラクターから言って、急にそのような台詞を言うという冗談が通じる人物には見えませんでした。この台詞が通用してしまっているせいで、むしろこれ以降の上司の理不尽さや怖さが薄まっています。
次に、ギルド員による依頼の対応が可能であるという箇所について
「しかもギルド員が対応すれば報酬分の支払いも浮くため、非常に利益率が高くなる。けれど手段を使うと数がこなせなくなり結果的に利益が下がるためギルド員が使う最終手段だ。」
「けれど手段を使うと」、どの手段を使うのかが日本語によって修飾されていない。文意はとれるが「けれどその手段」と前の部分を受けていることを示せば自然になります。
・二話
依頼を受けた人間を探す箇所
「生まれつきの赤い目から血の涙が出そうなほど凝視すると妙に貧乏ゆすりの多い金髪の女が目が目につく。」
「目から凝視すると」は日本語が不自然。「目で凝視すると」が適当。
女性の言い訳の箇所
客先の顔がいいから値引きしちゃうってなんだよ。ギルドの仕事を八百屋のおばちゃん間隔でやるんじゃねえよ。
誤字「間隔」→「感覚」
・四話
冒頭
「今回はショートライフの服用期間を移動時間で納めるつもりだったのに予定より早く着いちまったせいで予定が崩れた。」
誤字 「納める」→「収める」時間内に収める、という文意なので。
タイトルについて
・六話
最後の台詞について
「 俺の下克上はまだまだ終わらない。」
下剋上とは、「地位が低い側が地位が高い側から地位などの権利を奪うことです」。つまりここでは、主人公からギルド長への感情だと思われます。そして「まだ終わらない」という表現はその下剋上が進行中であることを示しています。ですが、この物語では下剋上が進行していく様子が描かれていないと思います。そのため、最後の台詞でタイトルの回収になっているのにもかかわらず、十分な効果を生んでいないように思います。
作者さんの意図をくもうと読解して見た結果としては、主人公が物語中でノルマやインセンティブについて気にしているので、ギルド内での地位の向上をこの主人公は目指しており、それによって高い地位を得ることを目指しているのではないか?と推測します。しかし、それであれば「成り上がり」であって「下剋上」ではありません。「成り上がり」によってギルド長を左遷することができるシステムがあることがこの作品からは読み取れないからです。つまり、下剋上は始まっていないようにすら見えてしまいます。
内容を変えずにタイトルを活かすのなら、最終話のギルド長の態度が決定的な瞬間となり、「成り上がり」を諦めて、ギルド長というガンを潰す「下剋上」を目指す、という展開であれば自然ではあると思います。
よいと思った点
ブラックな職場環境を異世界に置き換えて描写するという点では、とてもよく書けていると思います。特に少しハイになっておかしくなっていて、報われない主人公の描写が見事だと感じました。また魔法やエナジードリンクの設定も短文でうまく説明されていてよい部分だと感じました。
楽しく拝読させていただきました。ありがとうございます。
言質って大事だよねへの応援コメント
普段ファンタジーを読まないのではじめは「?」となったところもありますが、馴染みのある(悲しいかな)社畜の話でもあるので楽しく読めました。世界観的にはヨーロッパあたりなのかな(ギルドだし)と思いつつ、出てくる魔物の名前や商会の名前は日本語なので、その辺りが統一されている方が読みやすいかなと思いました。
あとこの上司、それだけ実力があるならもっと上の地位までいけそうですが支部長に収まっているのは「コイツをこれ以上トップに据えるとやばい」という上層部の判断なのか、上司的に「今の規模でぬくぬくしながら部下を絞るのが楽しいわー」なのか……後者だったらより性格が悪くてむかつきますね。いつかジン君が下剋上できますように。
唐突な出張マジ怠いへの応援コメント
世界観に惹かれました!!!
言質って大事だよねへの応援コメント
ベリーハード企画より参りました。
文書力は申し分なく、すらすらと読むことができました。
気になる点
他の感想でP先生も仰っていますが、下剋上してないですよね。
下剋上を一回したけど、その上の部長にまたこき使われて、まだ下剋上が終わらないならわかります。
そこの終わり方が少し気になりましたね。
道中は悪くない展開だと思いました。
あくまで参考程度に。